ドローンの資格が必要か確かめる3つの方法 個人も法人も徹底カバー

ウユニ塩湖、ボリビア、南米

「試しにドローンで写真を撮ってみたいだけ。小さいドローンでも資格とか許可を取らないといけないの?ハッキリわからないけど、法律違反は避けたい・・・」

「仕事でドローンがどれぐらい使えるものなのか、実際に試してみたい。でもコンプライアンス違反は避けないといけないから、どの範囲で飛ばすなら資格とか許可が要らないのか・・・わかるようでわからない。自分の場合はどうなるのか、考え方を教えてもらえませんか・・・」

いろんな種類があるドローン。どのドローンを飛ばす場合でも資格は必要になるのでしょうか。趣味でちょっと飛ばして写真を撮るだけ。そんな本格的じゃなくって、写真がうまく撮れるかどうか試してみたい。そんな場合にも、資格が必要になるのかどうかがハッキリしなくってモヤモヤしていませんか?正直なところ、一番知りたいのは、「自分の場合は資格が必要なのかどうか」ではありませんか。

ご安心下さい。こちらの記事に書いてある3つの質問を見るだけで、資格が必要なのかどうかがハッキリとわかるように解説をしています。

3つの質問の内容は、たったのこれだけです。

1:ミニドローンですか?それなら資格は不要です

2:部屋の中で飛ばしますか?この場合も資格は不要です

3:離れた場所で飛ばしますか?それなら外でも資格は不要です

外でミニドローン飛ばして写真を撮ってみる。体育館や、フットサルコートなどの屋内でドローンを飛ばしてみる。周りに人がいなくて、障害物からも離れているところでドローンを飛ばしてみる。こういった場合でしたら、ドローンの資格を取る必要なく、飛ばすことが可能です。

この記事を読んでいただくことで、これからやろうとしているドローンの飛ばし方に資格が必要になるのかどうかがハッキリと見極めることができるようになります。ですので、モヤモヤしながら、ああでもないこうでもないとネット検索をし続けるような時間をなくすことができますよ。それではいきますね!

 

1章 資格が必要かどうか確かめる3つの質問

父母ヶ浜リフレクション

自分の場合は、資格が必要なのかどうかを確かめるための3つの質問があります。1つめから順番に確認してみましょう。

1:ミニドローンですか?それなら資格は不要です

2:部屋の中で飛ばしますか?この場合も資格は不要です

3:離れた場所で飛ばしますか?それなら外でも資格は不要です

 

1:ミニドローンですか?それなら資格は不要です

対象者:ミニドローンを飛ばす方

資格は必要かどうか:必要ありません。

ミニドローンを飛ばす場合は、資格は不要です。

なおミニドローンの特徴としては、このようなものがあります。

  • 外で飛ばしてもいい。許可がなくても飛ばせる(*1)
  • 気軽にドローンでレースができる
  • 部屋の中で飛ばしても大丈夫
  • 小さいものなら、人にぶつかってもそんなに痛くない
  • 簡単な写真も撮れる
  • 練習するときに使える
  • 屋内で飛ばして遊べるから、天気を気にしなくていい
  • 子供でも楽しめる(*2)
  • 初心者でも安心して飛ばせる
  • 細かい法律を知らなくても楽しめる(*3)
  • 本格的なドローンを飛ばす前のイメージトレーニングに使える

*1許可が必要となるケースもあるので注意しましょう。

*2保護者の方は見守ってあげて下さい。

*3どんな法律が関わるかを把握しておきましょう。

 

では、ミニドローンの場合はどうして資格が要らないのかについて説明をします。ミニドローンはおもちゃの扱いになっており、多くの場合において許可・承認が必要ありません。許可や承認が必要ないということは、申請をする必要がありません。そのため、許可申請の際に添付する資格(技能認証)自体も必要ないということになります。

 

なお、今持っているドローンがミニドローンかどうかわからない場合は、重さが200グラムよりも軽いかどうかを調べてみましょう。一般的には、商品のパッケージや説明文の中に書かれています。

 

たとえばDJI社のMAVIC MINIや、Tello、Holystone社のドローンはミニドローンという扱いになります。トイドローンに関しては多くの場合、航空局の許可承認が必要ない飛ばし方になります。そのため、許可をとっていなくても、ドローンを買ってすぐに飛ばすことが可能です。

 

なお、飛ばす場所は部屋の中でも外でもどちらでも大丈夫です。また、会社で使う場合でも、これらのミニドローンであれば資格がなくても飛ばすことが可能です。

 

気をつけておきたい点は、ミニドローンには資格は必要ありませんが、承諾が必要になるケースがあるということです。ミニドローンに関わる法令はありますので、知識として事前に調べておくのがベターです。また、飛ばす場所によっては、管理者の承諾が必要になります。特に自治体が管理している公園でのフライトには要注意です。

ミニドローンに関する法律や、資格に種類に関しては別の記事で紹介予定です。

2:部屋の中で飛ばしますか?この場合も資格は不要です

対象者:部屋の中でドローンを飛ばす方

資格は必要かどうか:必要ありません。

 

部屋の中など、屋内でドローンを飛ばす場合も、資格は不要です。

なぜなら、部屋の中は航空法のルールが適用されません。つまり屋内だったら、どんなドローンを飛ばす場合でも許可が必要ありません。そのため、許可申請をする必要がないとうことになります。

ちなみに屋内とは、このようなスペースを指します。

  • 部屋の中

  • 体育館

  • フットサルコート

  • 倉庫の中

ここでのポイントは、周りと天井がネットなどで覆われていれば屋内とみなすことができる点です。もし自宅の屋上などネットで囲うことができれば、立派な屋内スペースとなります。

なお、今回のケースは、先ほどお伝えしたミニドローンに限らず、ドローン全てに当てはまります。つまり、DJI社のPhantomシリーズやMavicPROシリーズも、屋内なら資格や許可がなくても飛ばすことが可能です。

こちら国土交通省航空局が発表しているドローン飛行に関するQ&Aです。ぜひ参考にしてみて下さい。https://www.mlit.go.jp/common/001303819.pdf

3:離れた場所で飛ばしますか?それなら外でも資格は不要です

対象者:離れた場所(*1)でドローンを飛ばす方

資格は必要かどうか:必要ありません。

離れた場所でドローンを飛ばす場合、外であっても資格は不要です。

なぜなら、人や建物、都心部から離れることで、航空法が定めているルールを守ることになるからです。ルールを守っている場合は、許可承認や資格は必要ありません。

ここで「離れた場所」とはどんな場所であるかを説明します。この場合の「離れる」は、大きく分けて3つあります。それぞれを同時に守ることで、資格や許可がなくてもドローンを飛ばせます。

  • 1.「都心部」から離れる

  • 2.「第三者のヒト」から離れる

  • 3.「第三者の管理するモノ」から離れる

 

1.「都心部」から離れる

都心部から離れてドローンを飛ばす場合、資格は不要です。なぜなら、航空法で規制されていないからです。

 

細かく説明すると次のとおりです。航空法では都心部、つまり人口集中地区ではドローンを飛ばすことを禁止しています。一方で、人口集中地区から離れた場所であれば、ドローンを飛ばすことは可能と決めています。

 

自分がドローンを飛ばしたい場所が人口集中地区かどうかを確かめるためには、いくつかやり方があります。ベーシックな方法として、国土地理院地図を見て判断するのが確実です。

地理院地図を開いた状態

こちらに国土地理院地図のURLを載せておきました。このような手順で検索をしてみて下さい。

 

・URLをクリックする

・画面上部の検索窓に住所を入力する

・エンターキーを押す

・赤色になっているかどうかを確かめる

 

都心部(人口集中地区)に指定されている地域は赤く表示されます。

 

http://maps.gsi.go.jp/#8/35.337044/136.474764/&base=pale&ls=pale%7Cdid2015&blend=0&disp=11&lcd=pale&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0

 

例えば、大阪城と検索をすると、このような画面が表示されます。

地理院地図で大阪城を検索した画面

大阪市内ということもあり、人口集中地区に指定されているため、赤色になっています。この場合は、資格を元に許可申請をすること。また関係機関から承諾を取ることが必要となります。

地理院地図の検索結果を拡大している画面

一方で、大阪でもっとも大きいドローン練習場がある「豊能郡能勢町」を検索してみます。すると、赤色になっていないので、人口集中地区から離れていることが確認できます。

地理院地図で能勢町を検索している画面

このように、都心部から離れることで、資格や許可を持っていなくてもドローンを飛ばすことが可能です。なお、他にも守るべきルールがあるので事前に下調べをしておきましょう。

 

なお許可申請のやり方については別の記事で紹介予定です。

 

2.「第三者(ヒト)」から離れる

第三者(ヒト)から離れてドローンを飛ばす場合も、資格は必要なく、許可も必要ありません。

 

というのも航空法のルールでは、第三者から30メートル以上離れていれば飛行は可能と決められているからです。

 

例えば、人口集中地区から離れたドローン練習場などで、まわりには施設の利用者などの関係者だけがいる場合などが当てはまります。

 

なお、これらの内容は、国土交通省航空局の発表している「ドローンの飛行ルール」の7番目「距離の確保」の一部になります。ルールを理解するための参考資料としてチェックしておくのがおすすめです。

 

https://www.mlit.go.jp/common/001303817.pdf

 

第三者から距離を置くことで、資格や許可も必要なくドローンを飛ばすことは可能です。そして、他にはどんなルールがあるかをぜひ把握しておきましょう。

 

3.「第三者の管理するモノ」から離れる

「第三者の管理するモノ」から離れれば、資格や許可がなくてもドローンを飛ばすことは可能です。

 

こちらもさきほどのルールと同じで、30メートル以上離れていると、許可がなくても飛ばすことが可能です。つまり許可申請が必要ありませんので、添付書類としての資格(技能認証)も必要ないということになります。

 

ちなみに、「第三者の管理するモノ」の一部として、このようなものがあります。

  • 電柱

  • 看板

  • 通行中の自動

  • 家屋

  • 集合住宅

  • ビル

 

例えば、ドローンの練習場のように、関係者が管理している施設なら、第三者の所有するものから30メートル以上離れることが可能です。はじめて屋外でドローンを飛ばす場合は、練習場をレンタルするのが安全でおすすめです。

もちろん、練習で飛ばすときにも他に守るべき飛行ルールは存在しますので注意が必要です。

飛行ルールの詳細は別の記事で紹介予定です。

2章 資格は必須ではないけれど、重要な役割を持っている。

モネの池 岐阜県 日本

資格は必須ではありません。どうしてドローンの資格が存在しているのでしょうか。どうして、わざわざ資格に関する情報を発信しているのでしょうか。それは、ドローンの資格には重要な役割があるからです。

資格の役割について

資格は必須ではありません。資格を必要としないドローンの飛ばし方があるのが事実です。しかし、資格には重要な役割があります。

それは、資格を取る過程で、ドローンに関する基本的な知識を身につけることができるからです。航空法はもちろん、操作技術などが身につけば、ドローンを自由に使うことが可能になります。どんなルールがあり、どのように飛ばせばよいかを判断できるようになります。

例えば、ゼロからドローンを独学で学び始めるとします。ドローンに関する基礎知識を身につけるためにどんな教材で勉強するかを決める必要があります。多くの書籍が出版されていますが、ドローンに関わる法律や操縦方法などが完璧にまとまっているわけではありません。

 

そのため、教材を探し出すことに時間がかかります。また、出版されている時期によっては、最新のルールが反映されていない可能性があります。国土交通省航空局などのホームページを見ても、基礎知識が足りていない状態ではハッキリと理解するのは難しいと言えます。現在の状況を見ると、手探りで知識をみにつけるには、非常に多くの時間がかかると言えます。

一方で、ドローンの資格を取る場合、国交省に登録されているスクールの講習を受ける必要があります。JUIDAなどの国土交通省登録管理団体が認定したスクールであれば、体系化されたカリキュラムに沿った講習を受けられます。実技にも座学にも試験が用意されているので、スキルが身についているかのチェックをしてもらえます。試験に合格し、講習を修了することで資格を取得することができます。

 

つまり、協会が用意した体系的なカリキュラムを通して基礎知識を学ぶことが可能です。また、認定講師による試験を通して、第三者のチェックを受けることができます。そのため、手探りで勉強をする場合に比べて、効率よく基礎知識を身につけることができるのです。

 

複雑なルールを把握するには時間がかかります。こういった問題を解決するためにドローンの資格が存在します。必須ではありませんが、大切な基礎知識を身につける上では重要な役割を持っているといえます。

 

楽しむために知識を身に着けましょう

 

ドローンを楽しむために、基礎知識を身に着けましょう。知識を身につけることで、ドローンを使ってやりたいことを実現することができます。もし知識がないままドローンを飛ばす人が増えるとどうなるでしょうか。法律違反などの事件が増えることになります。すると、ルールが厳しくなり、気軽にドローンを運用することができなる可能性が高まります。私たちは、多くの方が自由にドローンを使える時代が来ることを願っています。

 

だからこそ、資格や許可が必要のない飛ばし方、必要になる飛ばし方、注意するべき点などの情報をお届けしています。基本的な知識を身につけることで、ルールに触れることなく、ドローンを自在に使うことができるようになります。

 

例えば、近々ドローンを飛ばす予定があるとします。守るべきルールの種類、それをクリアするためにはどんな準備が必要なのかが分かれば安心だと思いませんか。

 

自分の持っているドローンの種類、飛ばそうとしている場所。また、考えている飛ばし方。やろうとしていることが、しっかりとルールの範囲内であることが確認できれば、安心して楽しむことができます。またルールの範囲内ということは、リスクを減らした飛ばし方を選ぶことができるということになります。

 

ドローンを自在に使うために、ぜひ知識を身に着けましょう。知識機を身につけるために、資格を取るという選択肢もありますのでぜひ検討してみて下さい。

 

3章 まとめ

タイのランタン

さて、いかがでしたでしょうか。

 

ややこしそうに感じるドローンの資格。実は3つの質問に答えるだけで判断することができます。

 

いま現在の自分が考えている方法でドローンを飛ばす場合は、資格が必要なのかどうかについて、境界線がハッキリしたのではないかと思います。

 

今のところは資格を取る必要がない場合でも、将来的にドローンをもっと知るために資格を取るという選択肢が出てくるかもしれません。

 

最後に念のため3つの質問をまとめておきましたので、ぜひチェックしてみてくださいね!

1:ミニドローンですか?それなら資格は不要です

2:部屋の中で飛ばしますか?この場合も資格は不要です

3:離れた場所で飛ばしますか?それなら外でも資格は不要です

1:ミニドローンですか?それなら資格は不要です

ミニドローンを飛ばす場合は、資格は必要ありません。

ミニドローンはおもちゃの扱いですので、多くの場合では許可や承認が必要ありません。したがって資格が無くても飛ばせます。

 

2:部屋の中で飛ばしますか?この場合も資格は不要です(ページ内リンク

部屋の中で飛ばす場合も資格は必要ありません。部屋の中というのは、航空法で規制されていないから、自由に飛ばすことができます。ネットで囲まれているフットサルコートなども屋内という扱いですので、資格がなくても大丈夫です。

 

3:離れた場所で飛ばしますか?それなら外でも資格は不要です(ページ内リンク

都心部から離れて、またヒトモノから30メートル以上離れていれば、資格が無くても飛ばすことは可能です。

 

この場合、自分が飛ばそうとしている場所は都心部(人口集中地区)かどうかを確認しておきましょう。

 

また電柱や建物、自動車もモノという扱いになるので、必ず距離を保つように注意しましょう。

 

これから飛ばす状況を調べてみて、自分の場合はどれに当てはまるかをチェックしてみましょう。

 

どうかお気をつけて楽しんでください。せっかくのドローンですから、思う存分楽しんでいきましょう。最後まで見ていただいて本当にありがとうございました。