ハチブログについて

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ドローンスクール運営を通して、500名以上と会話をしてきました。200件以上のコンサルティングを行いました。卒業生は150名を越しました。だからこそ言えることがあります。ドローンとは道具です。たかが道具、されど道具ですが、道具よりも大切なことがあります。それは「あなたがドローンという道具を使って何をやりたいか」ということです。

業界にいるからこそ見えるものがあります。少しショックかも知れませんが、私たちがこの目で見たことをお伝えします。

ドローン難民との出会い

その1ドローンさえあれば、話題になって仕事につながる。そう思ってたのに…

とあるテレビ番組でドローンスクールがあることを知った男性Xさん。Xさんは会社員をやめて、これから新しい人生を生きるために色々な情報収集をしていました。いくつかのタイミングが整ったことで、私たちのドローンスクールへ通うことに。

テレビとか新聞で話題になっているドローンさえ使うことができれば、注目を浴びそう。たぶん仕事にもつながりそう。しかも何か新しいことができるかもしれない。もし独立起業がうまく行かなかったとしても、趣味で遊べればそれでいい。このように考えておられたんですね。

この文章を書いている2019年のとある時点で、Xさんは受注ができず困っているという情報があります。

もちろん最初は何をするか決まっていなくてもいいと思います。ドローンとその資格さえあれば、なんとかなるだろうという期待を持つ気持ちもよくわかります。しかし、100%何でもかんでもうまくいくことのほうが不自然です。ドローンを買って、スクールに通った。資格も取ったし、許可もおりた。でも仕事にならないからドローンはまったく使っていない。もしそうなるとすれば本当に悲しいことです。

仕事につなげるということは、依頼主へ成果を納品する必要があります。また、必要最低限の知識を手に入れれば、ドローンを飛ばすこと自体は難しくありません。ということは、ドローンを飛ばせる人はたくさんいるということになります。そのたくさんいる人の中から、あなたに仕事を依頼する理由を作り出す必要があります。「ドローンという道具を使えること」と、「ドローンという道具を使って仕事をすすめること。または仕事をつくり出すこと」は全くの別物です。

つまり、新しい道具さえあれば、新しい仕事ができるというわけではないのです。ドローンはあくまでも道具です。仕事をすすめる上で必要になるものです。しかし、仕事をつくり出したり、仕事を続けられるという十分な条件にはならないのです。ひょっとすると、あなた自身がドローンに詳しくなった上で、専門企業を探し出し、ドローン撮影を依頼して仕事をすすめるという選択肢があるかもしれません。

このケースで大切なことは、ドローンで何ができるか。ドローンを使ってやりたいことを形にするためには、何が必要なのだろうか?という、考えるための手がかりです。そして、考えるためには知識(正しい情報)が必要です。

その2.趣味で飛ばすだけだからすぐにできそう。そう思ってたのに…

スクールに来られた3名の女性。来月の連休に、もともと同級生だった友達の結婚式が控えていて、お祝いメッセージを送る企画を進めていました。サプライズの動画メッセージはよくあること。せっかくだから、聞いたこともないようなことをして驚かせたい。もしかすると、ドローンを使って、上空から撮影した映像を使えば驚いてくれるかも。Youtubeでしか見たことが無いようなものを届けてみたい。大学生の頃に一緒に通ってたキャンパスを撮れたら面白いかも。

最近のドローンは進化していて、自動で空中に止まってくれたり、きれいな写真が簡単に撮れるらしい。しかもドローンは買わなくても、1泊2日レンタルしても1万円ぐらいで収まるらしい。趣味の場合でも一応ルールがあるみたいだから、ちょっと話を聞いてみて、コツを教えてもらおう。ちょっと田舎に行けば、けっこう簡単に飛ばせるらしいから、たぶん大丈夫。

しかし、スクールに足を運んだ1時間後には状況が一転しました。帰り際に、すこし悲しそうな表情でこう言いました。

「さっきまでテンション上がってたんですけど、うちらが甘かったみたいです。ドローンを飛ばすのは諦めます。もうちょっと早く準備できてたら良かったんですけど、しょうがないですよね」

ドローンは航空法で定められた小型無人航空機です。また、それ以外にも多くのルールを守る必要があります。

ルールを守るということは、先にルールを知る必要があります。また、その前に、「ルールが存在する」ということを知らなければなりません。自分たちがやろうとしていることは仕事でもなくって個人的な趣味。それなら、そんなにややこしくないだろう。そう思ってしまう気持ちは分かります。しかし、ドローンを扱うにあたり、日本という国でドローンはどのような扱いになっているかについて、基本的な知識を手に入れる必要があります。

基礎知識という正しい情報を身に着けましょう。そうすることで、自分たちがやりたいことにはどんなルールが関わるか。どんな準備が必要になりそうかを判断することができます。

ドローン業界で起きている課題の背景

1.専門家が発信する情報は、あなたにぴったりとは限らない

ショックに感じるかもしれませんが、とある分野においてすべてに当てはめることのできる完璧な情報というものは存在しません。これはドローンの業界においても当てはまることです。ちなみに、この概念は「不完全性定理」というもので、1980年代にグレゴリーチャイティンという数学者によって証明されています。また2000年代初頭において、ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンが、限定合理性という概念に触れています。人は完璧に合理的な判断をすることはないということも証明されています。

専門家という言葉の定義についてはここでは触れませんが、多くの専門家がセオリーや理論、通例や個人的体験談に基づく見解などを情報発信しています。ものすごく詳しい情報もあれば、ドローンを飛ばして見て楽しかったよ!というブログなどさまざまです。もちろん、企業がスポンサーとなっている番組や、広告宣伝も含まれていることは言うまでもありません。

また、専門分野というものは多くの種類とレベルがあります。それぞれの異なる視点から発信する情報には、それぞれの役割があります。良い悪いとひとくくりに片付けてしまうよりも、「自分がドローンを使ってやりたいこと」のために有効活用する姿勢が重要です。

人それぞれ状況が違います。ドローンをどんな状況で使うか、ドローンを使ってやりたいことが何なのかは、それぞれ違っているものです。

とある専門家の情報に触れて、自分なりに読んで理解をしたとします。そして、疑問を持たずに、そのまま実行してうまくいくこともあれば、行き詰まることもあるはずです。これは、鵜呑みにしてしまったのでは?とか、発信している情報の質がどうなのか?と相手を責めて解決する問題ではありません。「自分がドローンを使ってやりたいこと」に役立つ情報かどうか吟味をすること。吟味をするための基礎知識を持つこと。基本的な情報を知る手がかりを持つことが大切です。

つまり、「ドローンを使ってやりたいことはなにか?」を決めることで、自分の役に立つかどうかを判断できるようになるのです。

まずは基本的な知識を身に着けましょう。そのための手がかりがここにあります。なお、「説明を理解すること」と「実感し体感すること」は別物であることにも注意が必要です。

2.情報そのものが頻繁に変わる

ドローンという道具を使ってやりたいことを形にする。そのためには、ドローンにまつわる正しい情報、つまり知識が必要になります。

ドローンに関連する情報は何度も更新されてきました。影響の大きいもののうち、法令に関してはこういったものが挙げられます。2015年の首相官邸ドローン事件による航空法の改正。2017年岐阜県大垣市ドローン落下事件による、飛行許可審査要領の改定。2019年のFISS登録義務スタートや、改正航空法施行など。

ここで大切なのは、どんな情報がどのように更新されたかを知ることです。そのためには、もともとの情報を知る必要があります。そして次に、更新された内容を知ること。そして更新された内容は、自分にとってどんな影響があるのかを知ること。最終的には、自分のやりたいことに向けて、その情報をどのように活用するのかがもっとも大切です。

ただ、ドローンに限らず世の中の情報が更新されるスピードには恐ろしいものがあります。すべての情報をゼロから手探りで集めるのは本当に大変なことです。いくら時間があっても足りません。多くの情報が相互的に関わっています。体系化されるまでに相当の時間がかかるでしょう。また、前述の通り、仮に体系化されたとしても、すべてあなたにピッタリと当てはまるような完全な情報は存在することはありません。

だからこそ、まず一歩踏み出すために、基本的な知識が必要です。知識があれば、ドローンを使ってやりたいことが決められます。やりたいことが決まれば、出会う情報が自分にとって役立つかどうかを選ぶことができます。それぞれの情報にはそれぞれの役割や魅力があります。その情報を使いこなすのは私たち自身なのです。

ハチブログを設立した理由

世の中にはドローン運用に関する手がかりは間違いなく存在する。これを知っていただくために、ハチブログを設立するに至りました。

常に情報が更新される業界ですから、私たちがお届けする内容がつねに最新とは言えないかもしれません。新商品発売情報などに関してはDJI社などの公式サイトが確実です。また、ニュースのスピードも新聞記者の方が発信するほうが早いです。

また、私たちの情報は、他の誰よりも詳しくて、そのまま実行すれば100%絶対にうまくいくということもありません。冒頭でお話したとおり、何にでも当てはまる、固定された完璧な情報というものは存在しません。

そして私たちよりも、もっともっとドローンに詳しい方や、法律の世界に明るい方がいるはずです。しかし、私たちは数百名以上のお客様の相談に乗り続けてきたからこそ、独自の視点で伝えられることがあります。

私たちはハチブログを通して、大切な情報をできる限りわかりやすくお伝えします。もしかすると、ハチブログに触れることで、トラブルを回避できるかもしれません。プロジェクトをうまくすすめることができるかもしれません。一方で、記事を読むだけでは解決できない問題があることに気づかれるかもしれません。その場合は、このままでは解決できないという情報を認識して頂くことで、その先へ一歩踏み出すための新しいアクションが必要であると知ることができます。ひょっとすると、今まで想像もしていなかったような選択肢が出てくるかもしれません。

おわりに

ドローンには可能性があります。ただし、ドローンはあくまでもツール、つまり道具です。その道具を使う人間にこそ、無限の可能性があります。新しいことに挑戦するためにドローンを使う。もしくは、自分以外の人にドローンを操作してもらおう。そのような判断があっていいと思います。ただ、自分で考えに考えた結果、納得がゆく判断をしていただけることを心から願っています。

詳しい人が言っていたから。とある話を聞いたから。とある文章を読んだから。だから判断をするという選択肢もあります。この場合、もしかしたら遠回りになるかもしれません。もちろん、遠回りをするからこそ手に入る知識もあるはずです。

しかし、大切なのはゴールに到達することです。ドローンを使ってやりたいことを見つけ、形にすることです。せっかくご縁があり、私たちのハチブログと出会ったのですから、自分のゴールに向けて最短距離で進んでいただけること、その手がかりをつかんでいただけることを願っています。

ハチブログには、「ドローンを使って何をしようか?」という、可能性を最大限に引き出す役割があります。多くの情報に触れるための手がかりを見つけて、やりたいことを形にするためのキッカケを提供します。

ドローン業界におけるコンサルティング。そしてドローンスクール運営を行ってきたドローンネスト。そのドローンネストだからこそ運営できるのがこのハチブログなのです。

ハチブログの情報を通して、ドローンに関わる皆様が、自分で情報を選んで行動ができる状態が当たり前になること。それが日常になることを心から願っています。

最後までお読み頂き本当にありがとうございました。

 

ドローンネスト株式会社 取締役COO 豊川慧海

メディア掲載情報

朝日放送様のabcラジオ 武田和歌子のぴたっと。に出演
https://www.abc1008.com/pitatto/azumacchi/171204.html 
2017年12月に生放送出演。
ラジオパーソナリティのアズマッチさんにスクールへお越しいただきました。

読売テレビ様の「かんさい情報ネットten.」に出演
https://www.ytv.co.jp/ten/
2017年1月は、藤崎マーケット様がご来校し、ロケへ。
2018年12月、スクール卒業生の活躍をメインに取材を受ける。

建通新聞様による取材
2017年12月、ドローンスクール開校にあたり取材掲載。
https://www.kentsu.co.jp/

PR TIMESに掲載
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/52774
2020年2月 ハチブログ設立のお知らせを掲載。

ICT教育ニュースに掲載
2020年2月7日株式会社アウトソーシングテクノロジーが運営する教育ニュースメディア「ICT教育ニュース」に、ハチブログ設立の経緯が掲載
https://ict-enews.net/2020/02/07drone-nest/